My Favorite Nikkor !

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僕が所有しているニッコールレンズについてのプロファイルを書き連ねました.こういうサイトですからニュートラルな表現を心がけたなんてことは全くなくて,独断と偏見のみで構成されています:-) バイヤーズガイドとなり得るかどうかはわかりませんが,みなさんのレンズ選択の上での一助となれば幸いです.また,レンズの描写云々についてほとんど触れていません.意識的に避けている面があって,それは自分にはレンズの味とか写りの具合の差というものがあまり認識できないからです.ニッコールは総じて写りは良いですよ.どんなレンズも.


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20mm

Ai Nikkor 20mm F2.8S

なんとなくといったらレンズに叱られるかもしれないけど,そういうノリで手に入れたレンズです.こんな難しい焦点距離を使いこなせるはずもなく年間の出動率は限りなく0%に近く自宅のキャビネットを暖めているだけです.申し訳ないなといつも思っています.僕のような素人には扱えない焦点距離のようです.

加筆修正(2006/01/06)
APS-Cのデジタルカメラだと30mm F2.8相当になります.フィルムでの28mmレンズに相当するわけですが,この焦点距離はデジタルカメラだとズームレンズを持ち出したくなることが多いので相変わらずなかなか出番はありません.

鏡筒の太さは普通のレンズと同サイズなのですがフィルター枠が62mmで先端部の口径が少々広がっている特徴のあるデザインとなっています.超広角だけあってフードの口径が大きく迫力がありますね.HK-14は金属製の立派なものですがカメラバッグの収まりがとても悪いことを付け加えておきます.

Ai Nikkor 20mm F2.8S Ai Nikkor 20mm F2.8S

2004年はモノクロ宣言をしているので,とても深い被写界深度を生かしたノーファインダーの撮影でもしてみようかと思っています.潜在的に遊べる要素は備えているレンズです.

24mm

広角のズームレンズなんかで試してみるとわかるのですが,24mmは28mmと比べるとわずかに写る範囲が広くなるだけであるにもかかわらずファインダー全体を見渡すとずいぶんと印象が変わります.28mmが人間が認識出来るギリギリの範囲が写るのに対して24mmは幾分想像とはかけ離れた範囲が写り込む感じがします.超広角とは言えないまでも,広角効果に翻弄されそうになります.28mmとのわずか4mmの差は小さいようで大きいと言えます.

Ai Nikkor 24mm F2S

Ai Nikkor 24mm F2S

F2という明るさながらコンパクトであり,広角好きの常用レンズにはうってつけではないでしょうか.28mmにもF2とF2.8がラインアップされているのですが,28mmの場合はF2になると図体がでかくなります(F2:345g F2.8:250g)が,この24mmの場合は大きさ,重さともそれほど違いはありません.(F2:300g F2.8:275g)F2.8とF2どちらを選ぶべきであるか?と問われるならば,24mmは少々無理をしてもF2を選ぶべきだと思います.

専用フードはHK-2ですが,造りは金属製のしっかりとしたかぶせ式のもので,このレンズとこのフードの組み合わせは現行ニッコールの中で最も美しいものの一つであると思っています.個人的にレンズの正面にレンズ名が刻印されているものより鏡筒部分に刻印されているレンズに美しさを感じるという,いささかマニアックな性癖があるのも一因かもしれません.

Ai Nikkor 24mm F2S

28mmの出番が多く,一緒に持って行くことはないので出番は少ないのですが,これからはもっと持ち出してみたいレンズです.

加筆修正(2006/01/13)
APS-Cのデジタルカメラだと36mm相当のレンズです.35mmは中途半端な感じがしてあまり好きな焦点距離ではないのですが,D200に装着したときの端正な美しさが気に入っていて最近はちょくちょく持ち出します.この間,開放でポートレートを撮影したら強烈にフレアが発生してソフトフォーカスのような描写になりました.どうしたんだろう.D200とは相性が悪いのかもしれません.僕はこういうクセのあるレンズは大好きです.絞ればシャープです.

Ai Nikkor 24mm F2.8S

初めて手に入れた広角レンズがこのレンズです.学生時代に下宿していて金もないのに突然欲しくなり手に入れた記憶があります.名古屋の昭和区にある日進堂カメラでした.今思えば全然安くなかった:-) なぜスタンダードな28mmではなく24mmにしたのかは未だ謎なのですが,28mmはポピュラー過ぎるし,素人くさくて使ってられないという,若さ故の屈折した認識の上で衝動だったのかもしれません.いまでも時折使うことはありますが,スコスコのヘリコイドは当時のままです.

28mm

28mmという焦点距離は広角のスタンダードといわれるだけのことはあって非常に出番が多い焦点距離です.特にスナップや建造物を含んだ街の風景なんかを写すにはぴったりだと思います.

Ai Nikkor 28mm F2S

Ai Nikkor 28mm F2S

この28mm F2は,重い,長い,高い,でも明るいというレンズで,メリットデメリットを十分両天秤にかけた上で購入すべきレンズだと思います.広角の大口径というのは必要性の判断が難しい面があります.

ただ,とりあえず1本というときにF2.8に比べて1段分の明るさに強力な安心感があるのは事実で出撃回数は多いです.開放にすると50mm的な雰囲気が出せるのも魅力です.

鏡筒がずどんと長いのが外観上の特徴です.35mmのF1.4のように途中できゅっと太くなっているメリハリのあるものではなくてズン胴という感じで一見すると望遠レンズのような趣きがあります.それでいてフードは普通の広角用の口径が大きなフードです.フードを付けるとなかなかユーモラスになります.大好きなレンズの一つです.

加筆修正(2006/01/06)
APS-Cフォーマットのデジタルカメラでは42mmレンズになり,標準的な画角になりますので重宝しています.相変わらず出番が多いレンズです.使いすぎでヘリコイドがかなりスカスカになってきたし若干ガタがあります.そろそろ調整に出さなくてはいけないかも
加筆修正(2006/11/06)
2006年8月,新宿SCに調整を頼んだのですがこの程度の(微少な)ガタは調整してもそれほど改善しない可能性があると言われたのでそのまま使っています.

Ai Nikkor 28mm F2.8S

スタンダードな広角レンズです.広角の入門にはぴったりと言われています.価格も安く手に入れやすいです.描写性能については非常に評価が高いレンズです.最短撮影距離が0.2mというのはなかなか立派だと思います.大きな特徴はないけど,バランスのとれた一本であるということができます.仕事の出来る優等生ですね.

Ai Nikkor 28mm F2.8S

Nikkor-H Auto 28mm F3.5

オートニッコールはニコンFの時代に発売されたレンズ群です.いくらマウントに互換性があるとはいえどんなカメラにも取り付けることが出来るわけではないため,かなりマニアックな領域のレンズと言うことが出来ます.

このレンズは個人的には大好きなレンズです.スタイリングが抜群によろしい.オール金属製で精密機械という感じがします.レンズの前玉のガラスがギリギリまでせせり出ていて「光り吸い込むぜ感」にあふれています.以下に述べるような理由でスペック的には厳しいものがあるのですが出来るだけ外に連れ出したくなる魅力があります.

Auto Nikkor 28mm F3.5 Auto Nikkor 28mm F3.5

このレンズの開放F値(F3.5)は晴れの日のレンズということになり,主力となることはできません.一般的な話になりますが広角系のF値が暗いレンズは被写界深度が深いのでピントの山がつかみずらいのが欠点と言えるかもしれません.最短撮影距離の0.6mは前時代的なスペックです.

ただし晴れの日に絞り込んで被写界深度を有効に生かしたスナップをやるといった時には特に問題とはなるものではありません.スペックと撮影方法共に使いこなしが要求される面があります.

加筆修正(2007/05/13)

〜一眼レフカメラを汎用カメラとして認知させるきっかけともなった広角レンズ〜「NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5」

加筆修正(2007/06/02)

どうしてもD200に取り付けたくなったのでAi改造してあるのを入手して非Aiのこのレンズは売りました.オリジナルにこだわる人もいるようですが僕は実用重視です.

作例

作例
[逆光で]
逆光でわざとフレアを起こしてみました.なんだかI feel fineのフィードバック奏法みたいだ.このレンズは絞り羽の数が少ないので背景のボケを良くみると五角形がわかります.
ニコンD200 Nikkor-H.C Auto 28mm F3.5 1/60 F8 ISO110 Jpeg FINE M(600万画素相当)

作例
[変わった形のあじさい]
40年も前のレンズとは思えません.色のりも良いしとてもシャープです.昔のニコンはカリカリの描写だったなんていいますけどこういうことなのかもしれません.この写真は目一杯寄ってるのですが60cmという最短撮影距離はどうしても欲求不満がたまることがありますが,5000円のレンズであることを考えれば立派です.
ニコンD200 Nikkor-H.C Auto 28mm F3.5 1/60 F4 ISO100 Jpeg FINE M (600万画素相当)

35mm

個人的には使い慣れている50mmと28mmの中間に位置する焦点距離なのでどっちつかずという気がしてなかなか出番がありません.考えようによっては広角と標準の特質を併せ持っているとも言えますので慣れれば使える焦点距離と言えるかもしれません.デジタルカメラ(APS-C)では52.5mm相当の画角であり標準単焦点レンズとしての地位を確立しつつあります.フィルムでもデジタルでも楽しめる焦点距離と言えます.

Ai Nikkor 35mm F1.4S

うーん,鳴り物入りで入手した割には出動機会が少ないレンズです.やはり35mmという焦点距離を使いこなせないんです.50mm感覚で振り回そうとしても余計なものが写り込んでしまうし,28mmのような広々とした広角レンズ感にも乏しい.

Ai Nikkor 35mm F1.4S

ただし,この迫力のある「開放F1.4なんです」的な主張のあるスタイルはこのクラス随一の魅力があります.鏡筒の太さがやや不気味な存在感を醸しているのが好きですね.スタイルに惚れて手に入れたというのが正直なところです.

このレンズは大柄なのでボディーを選びます.Fのヒトケタ,中でもモードラ付きのF3がベストマッチングでしょうか.F4もわりとバランスはいいかもしれません.FE/FM系には荷が重いかもしれません.ある程度は重さを覚悟で持ち出すレンズです.

加筆修正(2006/01/06)
フィルムでは35mmという焦点距離はもてあまし気味だったわけですがデジタルになると話は別で52.5mmのF1.4という標準レンズに変わります.デジタル一眼レフを使うようになって大活躍しています.
加筆修正(2006/05/01)
D200で開放を使うと強烈にフレアが発生します.まるでソフトフォーカスレンズのようです.F2以上に絞るとウソのように消えます.この変化はなかなかおもしろいです.やはり35mm判のフィルムカメラに最適な設計になっているせいでしょうか.クセ玉です.
加筆修正(2007/02/28)
〜もっとも明るい35mmレンズ〜第二十七夜 Ai Nikkor 35mm F1.4S

Ai AF Nikkor 35mm F2D

APS-Cのデジタル一眼レフカメラではこの35mmがフィルムの50mm相当の画角なので,明るい標準的な単焦点レンズとして一躍脚光を浴びました.このレンズはF2という明るさよりも,25cmまで寄れる最短撮影距離が大きな魅力だと思います.撮影倍率も50mmレンズより高いです.

僕の場合,このレンズはカメラに付けっぱなしです.

Ai AF Nikkor 35mm F2D

Ai Nikkor 35mm F2S

僕はあまり使いませんが,フィルム時代はカミサンが好きで使っていました.ちょっと広いのがいいといっていますので彼女には35mmの画角感があるのでしょう.

Auto Nikkor 35mm F2.8

Auto Nikkor 35mm F2.8

一時期,オートニッコールに凝っていた時期がありまして,このレンズは新品同様と言っても良いくらい綺麗で思わず保護してしまいました.1万円くらいでした.Ai改造されています.

結構,スカスカしてて軽いレンズです.28mm F3.5のような重厚感がありません.オール金属製とはいえ,コスト優先で作られているような安っぽさがあります.コーティングは黄色味を帯びています.

Nikkor-O Auto 35mm F2

このレンズはオークションでカメラを買ったときに抱き合わせというか,おまけに ついてきたレンズです.

Nikkor-O Auto 35mm F2

35mmレンズは使わない割にはたくさん持っているし,どうせこんな外装がボロボロのレンズは二束三文にしかならないのですぐにでも売り払おうとしたのですが,この「くたびれた」感じに心打たれてしまったので手元に残しておくことにしました.

こうやってモノは増えていくわけです.

50mm

いわゆる標準レンズです.自然な画角,コンパクトであるにも関わらず明るい大口径.一本持っておいて損はないと思います.まずはここから始めましょう.

Ai Nikkor 50mm F1.4S

「あなたに出会えてよかった」そう思わず口走ってしまうほど思い入れの強いレンズです.僕がはじめて手に入れたニッコールでもあります.学生時代に大枚はたいて購入したF3と一緒についてきました.使用頻度はとても高く,改めて見てみるとかなり汚れてテカテカになっています.普段の撮影でも旅行に行くときでもこれが一本あれば何とかなる気がして必ず持って行きます.とにかく自然な描写です.広角的でもなく望遠レンズでもない.見たままが誇張されず,対象物がそのままストンと写し込まれます.もっとも慣れているレンズです.

Ai Nikkor 50mm F1.4S Ai Nikkor 50mm F1.4S

あくまでも噂ですが各メーカーは入門となる標準レンズにはかなり力を入れていて他の交換レンズに比べてコストパフォーマンスがとても高いということを聞いたことがあります.真偽のほどは確かではありませんが,ヘリコイドはきわめてスムーズでありながら適度な固さのトルクがあり絶妙な操作感です.他のレンズとは明らかに違う質感です.もう10年以上使っていますが全くその滑らかな感触が損なわれことはありません.他のレンズとは明らかに一線を画しています.コストパフォーマンスの話もあながち嘘ではないなと思わせるものがあります.

加筆修正(2006/11/06)
ヘリコイドのガタがひどい(ピント操作の瞬間に画面が少しがたつく)ので2006年8月に入院しました.2週間弱の入院で料金は9000円弱でした.快調になりました.

Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

室内での子供撮り用として購入したレンズです.

Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

マニュアルフォーカスの50mmがあればこのレンズは一生買うことはないと思っていましたが,デジタルの場合は撮影のリズムが全然違うし,室内で開けて撮るときのピント合わせはなかなかしんどいのでデジタル用として購入しました.D200との組み合わせはとても軽快で快適です.

その昔,プラスティック製の鏡筒を毛嫌いしていたのですがこの歳になって受け入れることが出来るようになりました.時は流れるものです.

レンズの構成等はMF版と同一なので多分描写も同一です.開放時には結構フレアがのり柔らかな描写になりますがF2.8付近まで絞るとキリリとシャープになり素人でもその変化がわかります.構成は一緒でもコーティングは違うようなので若干開放時のフレアの乗り方が違っているような感じがあります.

Ai Nikkor 50mm F1.8S

パンケーキレンズといえるかどうか微妙なところですが,45mm F2.8Pが発売されるまではこのレンズが実質,Ai Nikkorで最薄のレンズでした.F1.4と比べるといささかチープな感があるのは否めないのですが,性能的に見てもF1.4との明るさの差はそれほど気になるものではありません.ニッコールの中で最も実用的なレンズの一つであると言うことが出来ます.

Ai Nikkor 50mm F1.8S Ai Nikkor 50mm F1.8S

ニコンEMのような小型軽量のボディーにベストマッチします.小さいことは良いことです.とても薄いのでヘリコイドの操作が若干しづらいということがありますが,ご愛敬でしょう.まぁ気にならないレベルです.

中学生の時の修学旅行で理科の先生がニコンFMにこのレンズを付けていたのをはっきり覚えています.なんでこの人はF1.4ではなく,このレンズを選択しているのだろうと疑問だったのですがこの歳になってみるとそれがなかなか渋い大人の選択だったんだと思う今日この頃です.

Auto Nikkor 50mm F2

新橋界隈をふらふらしていたときに見つけたレンズです.外装はボロボロでヘリコイドもスカスカだし,コーティングにも若干のハガレがあり状態が良い物ではありませんでしたが,Ai改造されていた上に価格がとても安かったので購入しました.7000円くらいだったと思います.カラーで撮影すると若干黄色味がかかった感じになり,今のレンズに比べて撮影条件によっては古くさいような描写になります.Auto Nikkor特有のメカニカルな感じと最近のカメラに取り付けた時の少々アンバランスな雰囲気がたまらない魅力となっています.普段使いの50mmとしてわりと良く使用しています.

Ai Micro Nikkor 55mm F2.8S

Ai Micro Nikkor 55mm F2.8S

このクラスのマクロレンズは正面からみるとずっと奥まったところに レンズが鎮座しており,「能ある鷹は爪を隠す」的な趣きがたまらない魅力です.ヘリコイドには距離表示の他に撮影倍率が併記されており,精密光学機器を感じさせる外観になっています.マクロレンズというのは接写だけではなく通常撮影にも十分使えますので,とても使いでのあるレンズなのですが,F2.8という明るさがくせ者でどうしてもこれだけ一本持ち出すには少々不安が残るところです.我が家ではカミサンの常用レンズです.何も考えないで寄れるので好きみたいです.

オリンパスのように50mm F2なんてマクロレンズがあれば最高なんですが,今さら無理な注文ですかね.ニコンさん.

85mm

Ai Nikkor 85mm F1.4S

Ai Nikkor 85mm F1.4S

85mm F1.4というのは特別なスペックなのかもしれません.大口径の定番のように言われ雑誌などでは盛んにもてはやされて?います.モノとしてのたたずまいに魅力があるのは事実です.このマニュアルのニッコールも同様で,太い鏡筒とその重量感に圧倒されそうです.モータードライブ付きのF3にはベストマッチングです.ポートレイトを撮るわけではないのでこの組み合わせが見てみたくて購入に至ったというのが正直な動機です.

名レンズだとは思いますが,ポートレイトのように撮ると決まっているものを浮き上がらせてふわっと美しく撮るといったことは得意なのですが,無計画にとりあえず持ち出してスナップ的に使用するのは苦手です.撮りたいものを見つけてもその一部にしかピントが来ません.やはり中望遠とはいえ,れっきとした望遠レンズであり,自分の予想とはかなりかけ離れたファインダー像に戸惑いを隠せません.さらに普段の持ち運びには大きすぎるし長すぎます.風景撮影ではやはり80-200mmなんかのズームレンズが便利な場面が多いし,ポートレイト撮ることもなく結局持ち出す機会が少ないレンズになっています.

105mm

Ai Micro Nikkor 105mm F2.8S

Ai Micro Nikkor 105mm F2.8SとAi Micro Nikkor 55mm F2.8S

僕が扱える望遠レンズはこのレベルなのかななんて時折思うことがあります.これより長くなると絵作りできず純粋に遠くのモノを近くに引き寄せる効果を狙うことしかできません.焦点距離に振り回されてしまう感じがします.

専用フードを付けるとなかなか立派な「ニョキ」っとした望遠レンズになります.マクロレンズではないAi Nikkor 105mm F2.5Sと比較するとでかい図体ですが,許せる範囲内ですし,マクロ撮影が出来ることで受ける恩恵は計り知れないものがあります.もちろんマクロ撮影だけではなく普通の望遠レンズとしても使用可能な万能レンズです.もし,普通の105mmと迷っているのであれば僕はこちらをおすすめします.定価は高いんですが,中古の相場はわりとこなれています.


135mm

Ai Nikkor 135mm F2.8S

Ai Nikkor 135mm F2.8S

オーソドックスなレンズです.明るさを欲張っていない分とてもコンパクトで望遠レンズであることを忘れさせてくれます.建てつけの悪い組み込み型フードを引き出すと望遠レンズ,一丁上がり,一応,望遠レンズの体裁が整います.

買ったままずーっと使っていなかったんですが,最近は旅行に行くときに持って行くことが多いです.とても軽くてコンパクトなので明るさを少し我慢すれば十分使えます.FM/FE系のカメラでもこの大きさなら破綻無く使うことが可能です.ただし,135mmという焦点距離は立派な望遠レンズです.手ぶれには気をつけましょう.MD-12付きのFM/FE系のコンパクトなニコンがよく似合います.


180mm

Ai Nikkor 180mm F2.8S

チョコエッグなんかを幼い頃の抑圧をはねとばすかのように社会人のささやかな経済力にものをいわせ,箱ごと買うことを「大人買い」などといいますが,このレンズは僕にとっての大人買いですね.昔から憧れていたんです.使う使わないはひとまず置いておいて手に入れたレンズです.EDレンズを使用していることを示す金のラインが神々しいまでの光を放っています.「写りが悪いはずはない」という主張のような,なんとも言えない迫力があります.

Ai Nikkor 180mm F2.8S Ai Nikkor 180mm F2.8S

今となっては重さもさほど変わらない80-200mmF2.8があるわけで,存在意義がかなり薄れてしまった感があります.最近では出番もかなり少なくなってしまいました.

Zoom Lenses

僕の使用しているズームレンズはそのほとんどがAF用の最近のレンズとなります.やはりズームレンズは性能の進化が著しいです.マニュアル時代の直進式ズームは使いやすさの点で魅力がありますが,重さや最短撮影距離等のスペックでは現行のAFレンズに見劣りするのが事実です.マニュアル派のズームレンズ選びとしては最新のAF用ズームレンズで,出来るだけマニュアル時の操作性に配慮したものを選択するのがコツと言えるかもしれません.

Ai AF Zoom Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D(IF)

Ai AF Zoom Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D(IF)

ズームレンズだけで広角から望遠までをカバーするラインアップを一通り揃えたいという,変な動機で購入したレンズです.本当であればF2.8通しで200mmまでをカバーしたかったのですが,なにせ23万円もしますのでこのレンズで妥協しました.この世代から外装のプラスティックの表面加工が変更され質感が向上しています.もちろん高級感があるというわけではなくプラスティックをうまく使っているという印象です.全体的に見て安っぽいレンズではありますが,なんとなく愛でる対象になりうるだけの魅力があります.

使ってみてわかったのですが広角のズームレンズというは画角の変化に翻弄されそうになります.便利な一本ですが使いこなしがとても難しいレンズです.

AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G (IF)

D70sのレンズキット付属のレンズです.GタイプでDXフォーマット専用というデジタルしか眼中にないとんがった仕様のレンズです.

AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G (IF)

昔からニコンファンやってるとついにニコンもここまで来たのかという感じがします.廉価なレンズへの超音波モーターの採用はニコンユーザーの悲願でしたから.やっとキャノンに追いついたのね.うるうる.

外観はプラスティック製でチープなのですが,以前のニコンAFレンズの系列からは脱出していてニュージェネレーションな感じがします.プラスティック素材の使い方がこなれています.ただ,金文字の銘板の質が低いのは残念.

画角は35mm換算で約28mm-105mm相当です.いわゆる標準ズームですね.ガラスがしっかり詰まっているという感じのずっしりとした重みがあります.

加筆修正(2006/10/23)
VRの18-200mmの購入資金にするため,2006年09月に売却しました.1年足らずのつきあいでした.

AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)

AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)

このレンズはみんなどう呼んでいるんだろう.商品名長すぎです.僕が店で注文するときは「VRの18-200(じゅうはちにひゃく)」っていうと大体通じました.

フィルムの時代からズーム比が10倍を超えるような高倍率のズームレンズというのはあったわけですが実際に購入しようと思わなかったのは,画質面の不安と望遠域は手ブレするのでおまけ程度にしか使えないのではないかという懸念があったからです.今回のこのレンズはこの2つの問題を一度に解決してくれました.

画質面についてはAPS-Cという35mmのフィルムに比べ一回り狭い画面に設計上は有利だと思うし,手ぶれはVR(Vibration Reduction)搭載で強力に抑えてくれます.高倍率ズームがここに来てやっと気軽に使うことが出来るようになった気がします.大ヒットしたのもうなずけます.

デジタル一眼レフにはフルサイズかAPS-Cかという論争がありますが,こういうレンズが実現出来たのはAPS-Cフォーマットに依るところが大きいでしょう.こういうレンズを見ていると両者は共存していくのではないかと思っています.

Ai AF Zoom Nikkor 24-85mm F2.8-4D(IF)

Ai AF Zoom Nikkor 24-85mm F2.8-4D(IF)

普段使いのズームレンズとして入手しました.ただ,思いのほかボリューム(重さ,口径)があります.開放F値がF2.8-4と従来のF3.5とかF4.5よりもわかりやすいのが魅力ですが,このわずかな数字の差によってこれだけ大きく重くなってしまうとそのスジの人以外にはなかなか受け入れられないのではないでしょうか?勝手に心配しています.

Ai AF Zoom Nikkor 24-85mm F2.8-4D(IF)

普段は単焦点レンズばかり使っているのでなかなか出番が無いレンズなのですが,F4なんかをふと持ち出したくなったりしたときにはこのレンズを組み合わせることが多いです.24-85mmというのは僕が必要とする焦点距離のほとんどをカバーしているので,これ一本でなんでも撮れるので便利です.結婚式では,F4にこのレンズとスピードライト(SB-28)をつけるのがいつもの装備ですが,SB-28の照射角はこのレンズに完全にリンクしているので使いやすいです.あと1/2倍まで寄れる本格的なマクロ機能がついています.使ってみればわかりますが大変重宝します.迷った時にはこの一本です.旅行にも良く連れて行きます.

万能レンズではありますが,APS-Cサイズのデジタルカメラで使用すると35mm-128mmとなります.望遠側は手持ちの限界を考えるとちょうど良いのですが,広角側が個人的には不足気味なのがおしいところです.18mm-35mmと併用することが多いです.また24mm側の歪曲収差が気になります.個体差かな?

Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

ちょっと頭悪そうなレンズです.この鏡筒の太さは設計コンセプト間違えてるよなと思います.大きすぎます.しかし,画質について云々というのはあまり好きではないのですが,このレンズに限っては驚異的に良いと思います.デカイだけのことはあるということです.また,このレンズが生かせるボディは僕が所有しているものではF4ということになるのですが,このF4のボディとのバランスは悪くなくて,わりと持ち出す機会が多いです.AF-Sレンズですのでスムーズな合焦性能には目を見張るものがあります.重くてもそれが気持ちよくて使っているといった感じですね.とにかく重いレンズですが,これを持って行けば間違いはないという安心感があります.

裏技的な使い方になりますが,僕は良くテレコンコンバータ(TC-14AS)と組み合わせて100mm程度のマクロレンズとして使うことがあります.テレコンと組み合わせることにより最短撮影距離は変化せずに撮影倍率がアップします.

Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

Ai Zoom Nikkor 35-105mm F3.5-4.5S

このレンズはカミサンとつきあっていた頃,誕生日にFE2のボディーのみをプレゼントしたことがあり(ずいぶん奇特なカップルだと思う)ボディーだけではどうにもならないので一緒にレンズを買いに行きました.初心者向けということで手頃な価格で無難なこのレンズを選んだのですが,とにかく重く,金属とガラスのかたまりといった感じレンズです.また,35mm時には0.27mまで寄れる簡易的なマクロ機能がついていますが,基本的な最短撮影距離は1.4mとかなり厳しいスペックです.

Ai Zoom Nikkor 35-105mm F3.5-4.5S

F3.5-4.5という明るさはFE2のスクリーンだとかなりざらついた感じになります.たまにはこんなレンズつけて散歩するのも良いかな?とも思うんですが,なにせ,この重さですので出番は少ない,というか全然使っていません.カミサンも当時買ったのはいいけど,この重さには辟易していたようで「義理」で使っていたようなフシがありますね.:-)

フードはかぶせ式のしっかりとしたもので是非とも購入してとりつけてみることをおすすめします.ぐっと見栄えが良くなります

Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D

80-200mmクラスのF2.8はお約束のレンズです.最初に手に入れる10万円超のNikkorはほとんどの人の場合はこのレンズになるのではないでしょうか?非常に人気のあるレンズです.この焦点距離と明るさは風景撮影では一本あると重宝します.テレコンを組み合わせれば1.4倍で280mm F4のレンズとなり望遠系はこのレンズが一本あれば事足ります.

Ai AF Zoom Nikkor 80-200mm F2.8D

このレンズは超音波モータを内蔵したタイプではないのでAF-S化された時には平行販売されることなく姿を消すものと思われたのですが,手ぶれ防止のタイプが発売された今(2004年2月現在)でも根強くカタログには残っています.おそらくこのレンズがギリギリ常識的なサイズと重量であるこということではないでしょうか?AF-S化されたこのレンズは「おいおい」という大きさ,長さ,太さ,価格の高さで仰天しました.VRタイプもしかりです.普通の大きさのカメラバッグには収まらないでしょう.


このレンズは3タイプあります.

購入を考えるのであれば狙い目は第二期のものですね.価格が非常に安くなっています.一概には言えないのですが,目安としては程度の良いもので5万円だせばおつりが来ますね.三脚座がないことを大きなマイナスと捉える向きにはあまりおすすめできませんが.

Ai Zoom Nikkor 80-200mm F4.5

僕が学生時代にバイト先を去るときにそこの所長さんからはなむけとして頂いたレンズになります.暗いレンズですが,日中であれば特に問題にはなりませんし,80-200mmは扱い易いズームレンジですし,わりとコンパクトですからたまに使用します.特に昔ながらの1リングの操作でフォーカシングとズーミングが同時に出来る直進式のズームレンズはマニュアルフォーカス派にとって慣れれば病みつきになります.

このレンズも使いやすくて良いレンズなんですが,これから手に入れるのであれば,最近までの現行レンズだったAi Zoom Nikkor 80-200mm F4S をおすすめします.このレンズは個人的にバランス(価格,サイズ,操作性)のとれた隠れた名レンズだと思っています.価格も暴落気味ですしね.

この時代のレンズの常であるのかズームリングがスカスカです.ちょっと上を向けた時はズームリングが根元にずり落ちてきてしまうので晴れの日に手持ちで使うレンズと割り切っています.

また,80-200mmというAFレンズはたとえば,80mm-200mmm F2.8といった大口径の高級タイプから明るさで1ランク下がると途端に安っぽくなってしまうのですが,このころのレンズは作りもしっかりとしており安っぽさがありません.

Tele Converter

Ai TC-201S / Ai TC-14AS / Ai TC-14BS

TC-201s/TC-14AS/TC-14BS

テレコンバータについて何か書くと言っても地味なアクセサリなのでなかなか難しいものがありますが,まず,個人的には純正がやっぱり良いと思います.画質的には大きな差があるかどうかはわかりませんが,少なくともテレコンバータが画質を落とす要素となることは間違いはなく,サードパーティー製の汎用的な性能を持ったものよりは純正の方がその度合いが小さいのではないかと思ってます.ある種の信仰に近いものがあると言われそうですが.

テレコンバータを取り付けると焦点距離は2倍または1.4倍になって,同時に撮影倍率も同じ倍率だけアップします.最短撮影距離は変化しません.開放F値は2倍のテレコンバーターでは2段,1.4倍のテレコンバータでは1段落ちます.一例として以下のような関係が成り立ちます.


Ai Nikkor 50mm F1.4S Ai Nikkor 50mm F1.4S
+TC-14AS
Ai Nikkor 50mm F1.4S
+TC-201S
Ai Micro Nikkor 105m F2.8S
焦点距離 50mm 70mm 100mm 105mm
撮影倍率 1/6.8 1/4.9 1/3.4 1/2
最短撮影距離 0.45m 0.45m 0.45m 0.41m
開放F値 F1.4 F2 F2.8 F2.8

たとえば,Ai Nikkor 50mm F1.4Sは最短撮影距離が0.45mで撮影倍率は1/6.8です.これにx2のテレコンバータを装着すると最短撮影距離はそのまま,撮影倍率と焦点距離が2倍,絞りは2段落ちになりますから,焦点距離は100mm,開放F値はF2.8,最短撮影距離は0.45m,撮影倍率1/3.4のレンズが出来上がります.Ai Micro Nikkor 105mm F2.8Sは最短撮影距離が0.41mで撮影倍率1/2ですのでわりと近いスペックのレンズになります.よって通常レンズに取り付けることにより焦点距離を長くする他にマクロレンズ的な効果を得ることができます.

画質と明るさが少々犠牲になりますが,持っているといざという時にはなかなか便利なアクセサリです.2倍のものよりも1.4倍の方が利用価値は高いと思います.