D200は発売前からバンディングノイズという聞き慣れないノイズが発生することがネットで持ちきりでした.バンディングというのは「帯状の」とか「縞状の」という意味です.発売前は噂レベルでしたが,実際に発売されて事実であることがわかり,お祭り騒ぎです.個体差があるとかないとかとにかくいろいろな情報が錯綜しています.
自分が撮影したものをチェックしてみましたが確かにそれらしいものが見受けられます.
ただ,ISO800といった高感度で輝度差の大きい被写体を撮影した時の暗部といったごく限られた条件下で発生するようです.決して目立つものではなく等倍に拡大し目を凝らして見ることでやっと確認できるレベルです.アマチュアが楽しんで写真撮影する限り特に問題にはならない程度だと思うし,D200の魅力を削ぐほどでもないという認識です.今のところは.
この問題は一部の狂信的なユーザーが騒いでいるだけという気がしなくもないのですが,もし発生の度合いに個体差があり,これが初期不良の一環なのであれば,ハズレをつかまされたような少々釈然としない気分にはなるのは理解できます.いくらコストパフォーマンスが高いとは言っても20万円近くするとても高額なカメラです.ユーザーは身銭を切って手に入れているわけですから,ニコンは軽視すべき問題ではないと思います.些細なことでもこういう形でクローズアップされてしまうのはネット文化で特徴的なことですが,ニコンには早めに何らかの形で決着をつけて欲しいと思います.
とはいっても,自分がニコンのエンジニアの立場だったら,これくらいのことでこんなに大騒ぎになることに驚き,途方に暮れるでしょうね.勘弁してよという感じだろうなぁ.がんばってください.原因の整理をして対策方法とアナウンスの方針を決めることを考えると3ヶ月はかかると思うので春頃のアナウンスになるような気がしています.個人的にはほとんど影響がないのでいつでもいいけど.