土日はD200三昧でした。
土曜日は近所の植物園の温室でデビュー撮影.D200+MB-D200とズームレンズ三本のフル装備です.日曜日はシンプルに単焦点レンズとワイドズームだけで銀座界隈をスナップしました.MB-D200はいささか質感で問題があるものの装着するとD2系と同じ使用感になるのでとても便利でした.大きめのレンズを使用する場合は安定感が増しますので必須だと思います.取り外すと手になじむ常識的なサイズのお散歩カメラになります.やはり2ピースタイプのカメラはいいものです.
2日間使用してみてこれは使い応えのあるカメラだなと思いました.今後の自分のデジタルカメラのスタンダードになり得るだけのパフォーマンスを持っていることがわかりました.いい面も悪い面も含めて.
前評判通り,高感度ノイズについてはかなり向上しています.等倍で見るといった,ポジフィルムを顕微鏡でのぞくような不幸なことをやらなければ実使用上問題のないレベルだと思います.ISO800を超えるとノイズは目立ってくるわけですが,D2Hの時の泥をかぶったようなノイズに比べるとこのカメラはうまく処理されています.今日一日ではなんともいえませんがいまのところ,ISO400までは完全実用,ISO800は気軽に使える高感度(,ISO1600はノイズは乗るけど使える高感度.という感じです.
また,D2Hでは白飛びがかなり目立ち露出に細心の注意を払う必要があったのですが,このカメラではそれがありません.もちろん飛んではいるのですがかなり自然な感じがします.フィルムに近い飛び方と言えるかもしれません.これはかなりうれしい.以下,過去の関連記事です.
使用してみて問題点と感じることもありました.
まずは電池の寿命.土曜日は約400枚でアウト.日曜日はもう少し良くて約200枚で残り68%でした.そう考えるとEN-EL3e一本で400枚から600枚くらいかな.D2Hは1000枚以上撮れたのでかなり寿命が短い印象です.一日撮影するのであれば,予備電池は必須です.ただ,日曜日の撮影では格子線の照明を切ったせいか土曜日に比べて減りが遅かった気がするのだけど気のせいかもしれません.
D2Hに比べて電池の容量も小さいし,一枚あたりのデータ量は4倍にもなり(転送スピード大→消費電力増大),また液晶が高精細化されています.(液晶は電力食いなので一番効いていると思う)そう考えてみると寿命が長くなる要因は皆無なので,当たり前の結果でしょう.あと当日は気温も低く厳しい条件でした.まぁ,予備電池を用意しておけばいいだけの話です.ただサードパーティ製の電池って出て来るのかな?純正はちょっと高すぎます.
ファインダーは倍率が高くかなり見やすいのですが,それでもなんとなくMFではピントが合わせずらいです.マットの特性がおそらくMFのニッコールはそれほど考慮されていないことと(明るすぎる)僕の場合,フィルムのカメラでは眼鏡を使用した上で-3dep.の視度補正くらいがちょうど良かったのですが,D200は調整の幅が-2dep.までなので調整し切れていない可能性があります.デジタルカメラの場合は枚数を気にせず,手当たり次第かなりのハイペースで撮影するといったスタイルになるので,MFでは追いつかない場面があり(というか,あわせるのが面倒になる),AFのズームレンズが便利に感じます.時代は変わったということなのかなぁ.デジタル用にAFのレンズを充実させる必要がありそうです.余裕はないけど.とほほ.
あとは,RAWデータのサイズです.1000万画素超で約10MB/ファイル.この大きさは僕のPCには荷が重すぎるようです.Pentium4 2GHz,メモリ1GBのマシンですが今となってはかなり非力です.またディスプレイは15型のUXGA(1600x1200)とラットトップ型としてはかなり広い画面ですが,やはり写真鑑賞を目的にするには解像度はまだしも画面サイズが窮屈ですね.そろそろ考えなくてはいけないかなぁ.D2HではRAWデータを主に扱っていたのですがやり方を変えてjpeg主体,RAWはあくまで後々のためのバックアップという使い分けに切り替えた方がいいのかもしれません.
D2Hで多少なりとも気になっていた点については改善しているし,問題点はこのカメラのトータルな魅力に比べればどうにでもなる取るに足らないものです.とにかくいいカメラを作ってくれたニコンの皆さんどうもありがとう.2005年はずっとデジタルなスペックに振り回されっぱなしだったせいかちょっと疲れました.来年は腰を据えて写真を撮ることが出来そうです.写真は近日中にギャラリーにアップします.